のあもといっしょ♡発達障害の世界へようこそ

LD学習障害のねーね(10才)と、軽度知的障害のあーちゃん(4才) をもつADHDママの子育て奮闘記

ピーターパン2

おはようございます、のあもです😊

 

あのディズニーの名作、

ピーターパンに

2があるのをご存知ですか?

 

舞台は戦争真っ只中のロンドン。

ウェンディが、大人になった時代。

主人公はウェンディの娘、ジェーン。

 

お父さんは戦争へ出征し、

爆弾に怯えて暮らす日々。


子ども達は夢を見る事も許されない。

 

まさに、

今のウクライナの子どもたちに
思いを馳せてしまいます。

 

一周まわって、世界が、また人間が

同じ過ちを犯そうとしている今、

大人から子どもまで

あらためて観る価値がある

ハートフルな作品となっています。

 

挿入歌も美しく、歌詞もわかりやすくて

子どもたちが何度も繰り返し見ては、

歌を口ずさんでいます。

 

我が家では、

ピーターパンよりもピーターパン2の方が

人気でリピ率高し!

 

戦争をテーマとした作品にありがちな

目を覆いたくなるようなシーンは全くなく、

小さなお子さんも楽しめる内容となっています。

 

機会があったら、

ぜひ見てみてくださいね♡

 

早期発見、早期療育が基本中の基本

 

ねーねと一緒に、2年ぶりに

療育センターに行ってきました。

 

うちの地区の療育センターには

小学生の療育はありませんが、

診察や検査ならすることができます。

 

2年前に学習障害の診断を受けて依頼の受診です。

来月でもうすぐ小学5年生。

ねーね、ずいぶんと大きくなったな♡

 

受診で、通級へ通っている報告と、

近況の様子をお伝えしたあと、

先生から気になることがあれば、

なにかご意見頂けれたらな、と思っていました。

 

まあ、私が気になっているのが、ADHDです。

2年前にも検査はしたのですが、

幼少〜小学低学年の頃は、

多かれ少なかれ、みんな多動だったり

不注意が多かったりするし、

女の子の場合だと、

特に多動の部分が表出しにくく、

ADHDの診断が出にくいところがあるようです。

 

でも、高学年になるにつれ、

不注意、忘れ物、時間を管理できない、片付けられない

などの傾向がはっきりしてきて、

本人の困り感も大きくなってきます。

 

私がADHDなので、

ねーねも自分と似たものをすごく感じる。

 

先生に相談すると、先生も気になっていたようです。

しかも、学習障害は基本的にそれだけで成立することは少ない。

なにか他の発達障害を併せ持つことが多いのだそうです。

 

検査をしたのはもう2年半くらい前なので

再検査してみましょうか、

ということになりました。

春休みに再検査です!

 

早期発見、早期療育が

発達障害の基本中の基本。

 

今回の検査でまた何かわかって、

それを自らコントロールする力を

若いうちに学び得ることがことができたら、

生涯にわたって、

ものすごく大きな糧となるよね!

 

学習障害の子を小学校で早く見つけるには

現在の小学校におけるいじめ対策は

どうやら、しっかりとマニュアル化されているようで、

 

先日、ねーねがいじめ的なものにあったときも、

担任の先生の対応の迅速さといい、フォローの的確さといい、

発達障害の場合の対応とのあまりの差に驚いた。

 

やっぱり、公務員の方たちは正しいマニュアルがあると

こんなに素晴らしいパフォーマンスをみせるんだ。

 

だったら、学習障害のマニュアルがあったらいいのに、

と思った。

発達障害というくくりだと、あまりにも複雑で

マニュアル化は難しいかもしれないけど、

 

学習障害に限れば、即マニュアル化は可能だと思う。

100人中、3人くらいはいると言われている学習障害

ということは、

ひとクラスに一人はいるくらいの比率ということ。

 

その一人を低学年のうちに見つけることは

結構簡単なんじゃないかな。

 

うちの子のように、

「カタカナが一年経ってもなかなか書けない」

「かけ算がいつまでたっても覚えられない」

みたいな、読み書きが特別苦手な子を

クラスで一人二人目星をつけて、

市区町村の療育センターで検査してみたら、

ただ怠惰で覚えらてない子のか、

学習障害があって覚えられない子のか、

が、すぐわかると思う。

 

ねーねに、そういった学習障害の気づきがあってから、

通級に通えるようになるまでに、

2年もかかった。

 

その2年間も、

授業はどんどん難しくなっていくわけで、

彼女は配慮のない宿題や学校の授業に、

かなり苦戦を強いられた。

家に帰って泣くことも多かった。

 

学習障害は、学習面で劣等感を抱きやすく、

そのわからないという精神的ストレスが、

さらに彼らに読み書きを難しくさせる。

 

それがきっかけで、

不登校になることもあるだろうし、

いじめにあうこともあるだろうし、

非行に走ることもあると思う。

 

学習障害って、

学校の困りごとの種のようなものかもしれない。

 

芽が出る前に、見つけて早くフォローしてあげて

自分にあった学び方を見つけれたら、

その子は、その後どんどん輝いていけるんじゃないかな。

 

芽がでちゃってから、なんとかしようとするより、

ずっとコスパいいと思う。

 

小学1,2年のうちに担任の先生が、

ウォーリーを探せ!のように

クラスに一人いるはずの

その学習障害の子を見つけ出して、

早くサポートを受けれるような

マニュアル作りが進めばいいな、

と思う今日このごろです。

 

あーちゃんの偏食

最近、あーちゃんの偏食がひどい。

もともと偏食がちだったけど、

どんどん食べられる物の数が少なくなってきた。

ご飯は玄米を混ぜて炊いていたけど、

先週くらいから、ご飯が茶色いと言って、

白米しか食べなくなった。

 

卵も白身だけしか食べない。

白が好きなのか?

パスタにソースをかけるともう食べない。

パスタだけ食べたいらしい。

やはり、白が好きなのか?

 

でも、

ブロッコリー

枝豆

ミニトマト

肉と魚

とか、

単品でなら食べてる…

 

どうやら、素材で味わいたい時期?みたい。

なんだ、じゃ料理しなきゃいいのね。

なんとも楽ちん♡

 

これって、療育の先生に聞いたけど

けっこうあるあるらしいですよ。

 

他の家族のために

料理はしないとなので、

料理しないわけにはいかないけどね笑

 

食材だけ切って出せばいいなんて、

気持ちが少しラクになりました♡

 

グレーゾーンの合理的配慮

2016から、義務化された
合理的配慮ですが、
地域によって差があるようですが、
基本的にグレーゾーンの子が小学校、中学校において理解され、
配慮されるのは難しいのが現状。

 

そこを本当の意味で理解しないと、
変に学校側に期待してしまう。


わかったようなそぶりで、
結局そのばしのぎな姿に落胆し、
それを何年も繰り返すことなるので、
その度に一喜一憂することになる。

 

わかってくれることはない前提で、
こうしてほしいということを具体的に伝えるしかない。

 

親にとって、
学校側からの理解が進まないのは
大変ストレスなことです。

 

私が学校側に言われて、
一番辛いのは
「もっと重い症状の子はいますから…」

という言葉。


それを言われると、
もう何も言えない…

 

学校側は、はっきりとした診断が
ついてる子は配慮するが、
境界域にいる子、軽度の子は
自分たちで努力してください。

 

そういうふうに、
言いたいんだと思う。

 

ねーねは十分努力してる。


毎晩泣きながら漢字も書いたり、
何度唱えても覚えられない

かけ算を使って
悔し涙を流しながらも
最後まで宿題を解こうとする姿を見て、

いつ、心の糸がぷつんと切れるか…
心配になる。

 

あーちゃん、プロローグ

担当の医師は、

なんの配慮もなくこう言い放った。


「知的障害ですね。

精神遅滞というやつです」

 

「努力しても、

彼女なりの成長曲線ですから、

他の子には到底追いつくことはない。

でも軽度なんで、

コンビニの店員くらいにはなれますよ」

 

何を聞いても、

しっかり頭に入ってこない。

 

本当に我が子の話なんだろうか…

 

どんな親だって、
産まれてきた子に夢を描いたりする。

 

この子には未来がある。

明るい未来を描きたかった。
 
嘘でもいいから、

がんばればみんなに追いつくとか、

言って欲しかった。

 

診察室を出て一階に降り、

担当のソーシャルワーカーの方に

診断結果を報告する。 

 

自分の言葉で話すと、

だんだん現実味が湧いてくる。

 

気がついたら、

涙が出てぽろぽろこぼれ落ちていた。

 

ここから、私とあーちゃんの

発達障害への旅が始まる。

 

男の子、女の子ってどう説明するの?

 

先日、転園して初めての
体育参観があった。

 

体育の先生は言う。

(先生)はーい、まずー、男の子が先に走りまーす。
(園児)はーい!
(先生)つぎに、女の子が走りまーす!
(園児)はーい!
(先生)いーいでーすかー?

 

錦鯉みたいな話し方で、おじさん先生は

ゆっくり、大きな声で教える。

 

(先生)よーい、どん!

 

男の子からって言ったのに、
もうあーちゃんは走り出してる。

 

そして、走ったあと、
また最前列の女の子と並び、

先生の次の、よーい、どん!
で、また走り出した。

 

その次は男の子のはず、が、
またあーちゃんは最後尾に並ばす、
また最前列に戻り、

 

よーい、どん!
で、男の子といっしょに走り出した。

 

それを6回繰り返した。

 

「あの子、また走ってる…」
周りのお母さんがざわついてる。

 

でも、あーちゃんは空気を全く読まない。
始終楽しそうに、
最後まで休むことなく走り切った。

 

男の子と女の子の違いって、
どう説明すればわかってもらえるだろう。

 

今のジェンダーレスの時代、
すごく難しい。

 

スカート履いてるから女の子
ズボン履いてるから男の子

 

そんな説明のしかたじゃ、
今の時代に合ってない気がする。
 
おち○ちん付いてるから男の子?

いや、そうしたらその度に
あーちゃん触って確認しちゃいそうだし…
そしたら変態ってなるし…

 

あーちゃんに説明するのって
なんて難しいんだろう…