のあもといっしょ♡発達障害の世界へようこそ

LD学習障害のねーね(10才)と、軽度知的障害のあーちゃん(4才) をもつADHDママの子育て奮闘記

学習障害の子を小学校で早く見つけるには

現在の小学校におけるいじめ対策は

どうやら、しっかりとマニュアル化されているようで、

 

先日、ねーねがいじめ的なものにあったときも、

担任の先生の対応の迅速さといい、フォローの的確さといい、

発達障害の場合の対応とのあまりの差に驚いた。

 

やっぱり、公務員の方たちは正しいマニュアルがあると

こんなに素晴らしいパフォーマンスをみせるんだ。

 

だったら、学習障害のマニュアルがあったらいいのに、

と思った。

発達障害というくくりだと、あまりにも複雑で

マニュアル化は難しいかもしれないけど、

 

学習障害に限れば、即マニュアル化は可能だと思う。

100人中、3人くらいはいると言われている学習障害

ということは、

ひとクラスに一人はいるくらいの比率ということ。

 

その一人を低学年のうちに見つけることは

結構簡単なんじゃないかな。

 

うちの子のように、

「カタカナが一年経ってもなかなか書けない」

「かけ算がいつまでたっても覚えられない」

みたいな、読み書きが特別苦手な子を

クラスで一人二人目星をつけて、

市区町村の療育センターで検査してみたら、

ただ怠惰で覚えらてない子のか、

学習障害があって覚えられない子のか、

が、すぐわかると思う。

 

ねーねに、そういった学習障害の気づきがあってから、

通級に通えるようになるまでに、

2年もかかった。

 

その2年間も、

授業はどんどん難しくなっていくわけで、

彼女は配慮のない宿題や学校の授業に、

かなり苦戦を強いられた。

家に帰って泣くことも多かった。

 

学習障害は、学習面で劣等感を抱きやすく、

そのわからないという精神的ストレスが、

さらに彼らに読み書きを難しくさせる。

 

それがきっかけで、

不登校になることもあるだろうし、

いじめにあうこともあるだろうし、

非行に走ることもあると思う。

 

学習障害って、

学校の困りごとの種のようなものかもしれない。

 

芽が出る前に、見つけて早くフォローしてあげて

自分にあった学び方を見つけれたら、

その子は、その後どんどん輝いていけるんじゃないかな。

 

芽がでちゃってから、なんとかしようとするより、

ずっとコスパいいと思う。

 

小学1,2年のうちに担任の先生が、

ウォーリーを探せ!のように

クラスに一人いるはずの

その学習障害の子を見つけ出して、

早くサポートを受けれるような

マニュアル作りが進めばいいな、

と思う今日このごろです。