のあもといっしょ♡発達障害の世界へようこそ

LD学習障害のねーね(10才)と、軽度知的障害のあーちゃん(4才) をもつADHDママの子育て奮闘記

自閉症スペクトラムだって。

小5の夏休み、2年半ぶりにやった発達検査の結果がでた。診断結果は「自閉症スペクトラム」。予想外の診断に戸惑う私とパパ。

自閉症」と聞くと、その字からイメージする限り、「自分の心を閉じてる子」というイメージを抱くが、最近の自閉症は「自閉症スペクトラム」と呼ばれいて、それだけじゃない幅広い特性を表すらしい。

とりあえず定評のあるこの本を買ってみたので、もう少し勉強することとする。

通級の先生と夏の終わりに面談があった。検査の結果を持っていくと、先生達は口を揃えて「あー、やっぱり〇〇ちゃん、すごくがんばってたんだね…えらかったね…」とその数値を見て納得するようにうなずいていた。素人の私には、その数値の意味がまったくわからないのだが。

とりあえずIQは、2年前と比べて20ほど下がった。IQが成長に伴い下がっていくことはよくあるようで、さほど先生方は気にしていなかった。それよりも先生方が注目したのが、ワーキングメモリー(WMI)79と、処理速度(PSI)76という数値。どちらとも「境界域」つまりグレーゾーンだ。

その2つの数値が学習障害に追い打ちをかけているとも言えそう。

診断をつけた先生は、もう算数だけでも支援級に入ったほうがいいのでは、と勧めた。

中学校は支援級を選択したほうが良さそうだ。でも、ねーねの将来の夢は保育士さんになること。これは、小1からもう5年間変わっていない。支援級で中高と行って、保育士の専門学校や大学に入ることなんてできるのだろうか?通級の先生に聞いてもわからないことが多い。なぜなら、5年後6年後の発達障害者に対する学校側の待遇は、今とは変わっている可能性が高いから。だから、書籍も中高生向けの発達障害の本、特に進路についての本って少ないんだね。

なぞがなぞを呼ぶ発達障害…悩みはエンドレス。