のあもといっしょ♡発達障害の世界へようこそ

LD学習障害のねーね(10才)と、軽度知的障害のあーちゃん(4才) をもつADHDママの子育て奮闘記

日本人絶滅危惧種になるかもね

結婚したら幸せになれる、

そう思っていた。

 

愛してくれる旦那さんがそばにいて、
子供達たちがすくすく成長する幸せ。
 
でも、現実はそんなんじゃない。


ひとりあたりの稼ぎが少なくなっている今、
働きたい働きたくないかかわらず、
多くのママが仕事しないと、生活ができない。

 

我が家のパパは夜勤がメインでほぼ不在。

ひとりでの子育て。頼れる人もいない。

 

ひさしぶりに熱がでた。

ただでさえ、ギリギリのワンオペ育児なのに、
私がダウンすると、家は全く機能しなくなる。

 

机の上は、食べかけのバナナやお菓子の袋
床は脱いだ服やおもちゃが散乱している。

 

もう「片付けて」やら

「お手伝いして」
なんて言う元気もない。

 

私の様子に何も気がつかず、
何時間でもYouTubeを見続けて
もうすぐ5歳になるというのに
指しゃぶりをしてるあーちゃん…

 

「いつまで指しゃぶりしてるの!
指お口に入れたらばっちーでしょ!」

「う、う、うわーん!」

あーちゃんが、私の大きな声に驚いて泣いた。

 

バタンと強く扉を閉めて
勢いよく2階に上がり、私も泣いた。

 

少子化
共働き
ワンオペ育児


この40年で、
共働きしないと、

家族を支えることができない
お給料しかもらえない日本になった。


日本人1人がもらえるお給料はこの40年で、
下りに下がった。
頑張って何十年勤め上げても
退職金も出ない会社も増えた。

 

夫のお給料だけでは
家庭を持って暮らしていけない。

 

働きたい女性だけじゃなく、
働かざるを得ない女性も沢山いるのだ。

 

じゃあ、誰が子どもの面倒みるの?


相変わらず保育園は思うようには入れない。

家から近い保育園に入れればいいのだが、
そう上手くはいかない。

 

第1希望から第9、10希望まで書かされて、
入れた所に行くしかないのだ。

 

朝のラッシュの時間に、
小さな子を満員電車に乗せる姿を

よく見かける。

「もっとゆっくり朝ごはん食べたかったのにーい!」
と子どもは駅のホームで

大きな声でだだをこね、叫んでる。

まわりからの冷たい目線...

 

本当はそんなとき、ゆっくり目を見て
子どもの気持ちに寄り添う時間が
あってほしいのだが、

朝仕事に行く親にそんなゆとりはない。

 

このコロナ禍で、この満員電車に、

マスクもできない小さな子を

乗せるしかないのだ。

 

きっと最寄りの保育園は全部落ちたのだろう。

他人事とは思えず、胸が痛む。

 

国は

どの1つも解決してくれない。

 

ベビーシッターを雇えばいい
部屋を片付ける人を雇えばいい
お母さんが家にいた方がいい

 

そんな経済的余裕どこにあるの?

 

昔は貧乏でも子どもを産めた。

それは、ひと家族の数が大きく、

支えあったり、

社会が子どもに対して寛容で

あったからのできたこと。

 

祖父母の考え方も変わった。

孫を溺愛する動画投稿が

上げられてるのを見ると、

まるで子育て界は幸せに映るが、

それはごく少数派。

 

孫うつ、という言葉もある昨今。

現代のおじいちゃんおばあちゃんは、

孫を疎ましく思うこともある。

 

何故なら、彼らも老後が心配で

働き続けているため、日々生活はクタクタ。

それで、休みの日は孫の面倒見ろと言われても

そんな余力は残ってない。

 

父母は、共働きしないと生活出来ない。

祖父母も、働かないと老後が危ない。

そして、しわ寄せがくるのは、

いつも小さな子ども、なんです。

 

日本の偉い人達は

少子化対策!高齢化対策!

と口先で言ってるだけで、
本当の意味で日本の未来を、

子供のことを、考えることはない。

 

このままだと、
本当に子供を産む人はいなくなって
日本人は絶滅危惧種になる日がくるかもよ。